トラックドライバーはキツいだけじゃない?気になる仕事内容と平均年収を紹介

いわゆる3K仕事と思われがちなトラックドライバー。車の運転が仕事ですから、当然危険という考え方はありますし、長時間の運転はキツいということもいえるでしょう。しかしトラックドライバーの仕事は単純に3K仕事というわけでもありません。 そこでこの記事ではトラックドライバーの仕事内容や平均的な年収、さらにメリットやデメリットに関してまとめてみました。 トラックドライバーに興味があるという方は、どんなドライバーになりたいかをイメージしながら読んでみてください。

1.トラックドライバーの年収

トラックドライバーの平均年収は、350~700万円ほどです。かなり開きのある数字ですが、これは「トラックドライバー」といってもその仕事内容に大きな違いがあるからです。
とはいえ、トラックドライバーの年収は、同年代の一般的なサラリーマンの平均年収と比較するとやや高めであることが多くなるので、収入を求めるのであれば目指してみたい仕事であることも間違いありません。
年収が高い傾向にあるといっても、その分仕事内容がどうなのかは気になるところでしょう。そこで、トラックドライバーの仕事内容に関して見ていきましょう。

2.トラックのサイズで変わる仕事内容

トラックといってもそのサイズはいろいろです。軽自動車の規格で作られている軽トラックから、積載量10tを超える大型トラックまで、そのサイズはさまざまです。
またトラックの大きさによって、トラックドライバーの仕事内容にも違いがありますので、そのあたりを同時にまとめ、トラックサイズによる仕事のメリットやデメリットも考えていきます。

2-1.小型トラックの場合

軽トラックから、普通自動車免許で運転できる2t未満のサイズに乗るトラックドライバーの主な仕事は、比較的近距離を移動するルート配達が中心となります。
一度に多くの荷物を載せられない小型トラックですが、トラックにしては小回りが利くという利点を活かし、住宅街や小売店へのルート配送を行うことが多くなります。
トラックドライバーの年収としてはそこまで高くなることはなく、トラックドライバーの中では安めの傾向です。これがひとつのデメリットとなります。さらに多くの場合運んだ荷物の積み下ろしもドライバーの仕事となることが多く、運転以外の力仕事が多くなることもデメリットと言えるかもしれません。
反面メリットは、比較的規則的な仕事ができることです。決まったルートを回る配達の場合、あまり残業は多くなく、自分の時間を確保しやすいというメリットがあります。さらに一度ルートを覚えてしまえば、後は余計なことを考えずとも運転に集中できるのもメリットといえるかもしれません。

2-2.中型トラックの場合

最大積載量2t~6.5tクラスの中型トラックでも、決まったルートを回るルート配送の仕事はあります。しかしこのサイズのトラックとなると、ある程度の距離を移動する中距離輸送が増えるのも特徴です。
中型トラックの場合も、荷物の積み下ろしは基本的にドライバーの仕事となることが多いのですが、荷物をそのまま積載するのではなく、カーゴなどに乗せて積載するケースも増えます。
カーゴを利用していれば、そのカーゴを積み下ろしするだけですので、体力的にはそこまで厳しいことはありません。実際に中型トラックの運転をする女性ドライバーも多く、女性でも体力的に問題ないという仕事が増えるのも特徴です。
年収面では小型トラックのドライバーよりもやや高くなることが多くなりますが、その分就業時間が不規則になることもあります。中距離輸送といっても1日で往復できないとなれば、1泊は車内ということになります。ある程度就業時間の融通が利く人におすすめの仕事といえるかもしれません。

2-3.大型トラックの場合

最大積載量が8tを超える大型トラックの場合、まず近隣へのルート配送というケースはほとんどなくなります。仕事の中心は多くの荷物をまとめて運ぶ長距離輸送。そのため片道を1日では走り切れないケースが多くあります。
たとえば東京と福岡を往復する場合、走行距離は片道1,000kmを超えます。平均時速60kmで走っても半日近くかかりますが、12時間も連続で運転はできませんので、間で仮眠を取りながらの仕事となり、往復で3~4日かかることも珍しくありません。
大型トラックドライバーのメリットはまずはなんといっても年収が高くなることです。いろいろな例があり、平均して500万円を超えると考えても間違いないでしょう。また、ドライバーによっては年収が1,000万円を超えるというケースもあるようです。
大型ドライバーのデメリットは、なんといっても就業時間が安定しないことです。そして車中泊が非常に多くなることです。仕事によっては週に1日しか自宅で眠れないということもあり、精神的にはやや厳しい仕事になるかもしれません。
もうひとつは待ち時間の長さです。これは全サイズのトラックでいえることですが、荷物を引き取る側の都合で、荷下ろしを待たされるケースがあります。大型トラックの場合はこの待ち時間が極端に長くなるケースがあり、場合によっては半日近くただ待たされることもあるようです。

3.建設業のトラックドライバー

建設業界でトラックドライバーとなると、多くの場合は建材や土砂などを運搬するダンプカーのトラックドライバーとなります。
ダンプカーは荷物を載せるバケットの部分が可動式のため、荷下ろしを自分で行うことはまずありません。運送距離は中長距離が中心となります。
ダンプカードライバーの特徴としては「雨休み」が発生するケースがあることでしょう。雨の日は建設現場が休みになったり、雨の日にダンプカーが公道を走るとタイヤの溝に挟まった土砂などが落ち、ほかの車の通行の邪魔になったりすることから、運転をしないというケースがあります。
年収はトラックドライバーの中でも比較的高くなります。これは普通自動車免許だけでは運転できないことも関係しているでしょう。

4.まとめ

トラックドライバーの業界は、2022年現在どの分野においても人手不足といわれています。どの業界でもトラックドライバーを求める声は大きく、人手不足と言われているこのタイミングが就職・転職のチャンスといえるでしょう。
「シンコーエコテック株式会社」でもトラックドライバーを募集しています。中型運転免許や大型運転免許を持っている方はもちろん、現在は普通免許だけという方で、弊社に就職してから中型、大型の運転免許取得を目指すという方でも結構です。トラックドライバーに興味がある、建設業界に興味があるという方からのご応募をぜひお待ちしております。

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