意外な職種も必要不可欠?建設現場には数多くの職種が集まる!

一つの建物を建てるために、どれくらいの職種が関わっているかご存じでしょうか。建築が決まって建物の基礎を打つ時点から、建物が完成し実際に稼働するまでの間には多くの職人が集まり、それぞれのできる作業を行うことで建物は完成します。 この記事では一つの建物が完成するまでに必要な職種の一部をピックアップし紹介していきます。また多くの職種が集まる建設現場で起こる問題や、よりよい建物を建てるために重要なポイントを紹介しましょう。

1.建設現場で働く職人を紹介

一つの建物を建設する建設現場ではどんな職人が働いているでしょうか。一般の方に聞いてみると、大工、鳶職人、左官などの名前が挙がるところでしょう。
確かに大工は建物を建てるのが仕事ですから、当然建設現場にはいます。高所での作業を一手に引き受ける鳶職や、内壁や外壁などのコンクリートを美しく平らに仕上げる左官職人も欠かせない存在です。
しかしこうした職人だけでは建物は完成しません。建設現場にはほかにも多くの職人が存在し、それぞれの技術で活躍しています。そんな職人さんをいくつかご紹介しましょう。

1-1.電気工

建設現場に必須ともいえるのが電気工です。私たちの生活に電気は欠かせないものといえます。その配線、設置などを行うのが電気工です。電気の配線や配電盤の設置などは、漏電や感電の可能性があり、工事を行えるのは「電気工事士」という国家資格を持っている職人のみです。
その国家資格を持っているのが電気工であり、電気工がいないと建物がただのハコになってしまいます。

1-2.解体工

その名前を聞くと、「建物を建てるのには必要ない」と思われがちですが、建設現場にも欠かせないのが解体工です。
解体工の仕事はもちろん解体です。建設現場での活躍といえば、建物を建てる前、その土地にある建築に不要なものを解体するのがまず考えられます。以前に立っていた建物の基礎などはこの解体工がきっちりと解体し、その土地をきれいにしてくれるのです。
また、地盤に大きな岩が埋まっていて基礎が打てないと言った場合も、その岩を解体工がきれいに除去してくれます。
さらに建築途中にも解体工の仕事があります。たとえばコンクリートの壁について考えてみましょう。設計図では3mの高さの壁となっていても、作ってみたら3m1cmあったとします。この1cmを削り取るのも解体工の仕事です。ほかに型枠から漏れたコンクリートをきれいにはがすなど、意外と解体工の作業は多く、建築作業終盤まで活躍する職人です。

1-3.型枠大工

あまり聞き慣れないかもしれませんが、型枠大工という職人がいます。たとえばコンクリートの壁を作る際、厚み、幅、高さなどを設計図通りに作る必要があります。この壁をどうやって作るか?まずは型枠大工が、設計図通りのサイズになるように型枠を組み上げます。
その型枠の中にコンクリートを流し込み、固まったらこの型枠を撤去することできれいなコンクリートの壁が完成します。その際ハミ出たコンクリートをはがすのが解体工の仕事です。
建物を建てる建設現場において、一度作ったあとに、きれいに壊すという作業を型枠大工が行い、設計図通りのきれいな建物が完成します。

1-4.そのほかの職人

建設現場に関わる職人は非常に多く、他にもいろいろな職人がいます。建物が完成したのち、ガスや水道を各所にきっちり届ける配管を設置する配管工、建物のベースとなる鉄筋を設計図通りにくみ上げる鉄筋工、鉄骨やボルトなどを外れないようにしっかりと溶接する鍛冶工などさまざまです。
さらに建物の外壁を仕上げる外壁専門の職人や、反対側である内壁を専門に処理する内壁職人などもいます。内装職人に外構職人などなど、多くの作業のスペシャリストが集まり、それぞれ自分ができる作業を、責任を持って行うことで建物は完成します。

2.チームワークが重要

ひとつの建物を造るには多くの職人が必要です。多くの職種の人間が集まり、それぞれが持っている資格の許す範囲内で自分たちの作業を行い、それぞれがそれぞれをフォローしながらひとつの建物を完成させていきます。
こう考えると建物を建てるという作業は、とにかくチームワークがもっとも重要といえるかもしれません。

2-1.多くの業者が集まって作業する

建物を建てるには多くの職種が集まり、多くの職人の存在が不可欠です。そのため一般的に建設現場にはさまざまな業者が集まり作業を行います。
多くの業者、とくに他業種の業者が集まって作業するとなると、どうしてもトラブルが発生します。たとえば型枠大工の仕事が遅れてしまった場合、その後コンクリートを流し込む作業も遅れますし、そうなれば解体工、外壁職人の仕事もどんどん遅れていくでしょう。
それぞれ別の業者となると、聞いていた話と違う、自分たちの納期に間に合わないなど問題になることもしばしばあります。これを取り仕切るのは建設現場の現場監督となりますが、こうしたトラブルの調整に頭を悩ませる監督も少なくありません。
トラブルの少ない建設現場は、作業がスムーズに行われているため、建物自体の品質もよくなる可能性が高いのは間違いありません。

3.まとめ

一つの建物を建てるといっても、大工さんが頑張ればできるという簡単な話にはなりません。これはいろいろな建設現場で共通した話です。 私たち「シンコーエコテック株式会社」が行う太陽光パネルの取り付け工事や、オール電化の設置工事に関しても同じことが言えるでしょう。現場のチームワークが良く、トラブルが少なければ、当然工事の品質は上がります。 私たち「シンコーエコテック株式会社」では、基本的にすべての工事を外注なしで自社一括工事として行っており、自社のみで作業を行うことで、いろいろな職種の業者が集まった際に起こり得るトラブルを回避できます。 そのためにも、いろいろな資格を持つ方を広く募集中です。建設現場で働くうえで必要な資格を持っている方、また今後取得を目指しているという方のご応募を、社員一同心よりお待ちしております。

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